syota.m THE PRINCIPLE

世代交代の必要性

 ワールドカップを見て思ったのは、一般的な予測ほど
あてにならないものはないということである。

 今回の日本代表はほとんど100%が予選で敗退する
と「予測」されていた。

 この「予測」は多くの識者による詳細な分析を多くの
人が見聞した上で成り立っている。

 しかし、見事に外れた。

 ここから学べるのは、長期の予測は、直前の変更に適わ
ないということである。

 多くの日本企業が、四半期ごとに見通しを出している。

 業績とはそんなに簡単に上下できるものなのだろうか。

 開発担当者の偶然のひらめき、広報担当者の偶然の変更
などが積み重なって結果は生まれる。

 ヒットするかしないかなんて、直前まで全く分からないもの
だと考えて良い。

 つまり、我々は多くの場合、全くあてにならない情報を
かき集めては鵜呑みにしているのである。

 この辺りの感覚は、何十年も拡大基調の中で当たりやすい
予測の中を生きてきた世代にはまず分からないものであろう。

 全くの不確実性の中で生きるには、何も決めつけることは
できないのだという大原則から始めなくてはならない。

 企業業績においても、ヒット商品の多くは若い人のひらめき
から生まれることが多いときく。「自主性」と「登用」という
企業成長に欠かせない要素を再度考える良い機会となった。
[PR]
by e-principle | 2010-07-04 20:11 | 経済
<< 他人と覚悟 日本人の記憶力 >>