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自立のすすめ

 民主党の外交・安保政策が対米一辺倒からの脱却、自立を志向したもので
あったのは感じ取れる。
 しかし、肝心の局面で、最も悪い判断をしてしまった。

 国連総会の場で、温首相の恫喝に屈する形で(少なくても諸外国にはそう
見えるはず。)チャーター機で土曜日の未明に中国に帰してしまった。
 日米安保の適用エリアであるから、ニューヨークで前原外相・菅首相は共に
アメリカの外交筋に相談をし、その判断を鵜呑みにそのまま適用したように
見える。
 現状、アメリカにとって日本は中国より比重が小さく、米国債による示威
行為を続ける中国の面子を表立って反古することに何のメリットもない。

 ましてや、日本は普天間基地の問題で、米軍に撤退してくれとお願いして
いるような状況なのである。この都合のよい馬鹿な赤ん坊のような国に対し、
誰が体を呈してまで守ろうという意思が働くだろうか。

 この、超相反依頼が、米国内部に与えた衝撃は想像に難くない。
 まあ、この超依存体質は、冷戦終結後の1989年から常に露呈し、この
国は経済発展以外に自らを守ろうという意思がないのかと驚かれている所で
はあったのだが。

 自立するには、自然に大人の対応を取れなければ。自分がいくら良いと思
っていても、相手(この場合、米国・日本に期待した東南アジア諸国・そして
中国)の利益には全く無頓着なので、まともな話し合いにならない。そういえ
ば、3日ほど前に、米国が思いやり予算の増額を要求していたな・・・。
 今考えると、米国ってほんとやさしいな。
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by e-principle | 2010-09-25 11:14 | その他
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