syota.m THE PRINCIPLE

Occupy 運動の示すもの

 Occupy Wall Streetに始まる一連の運動の意味。
 それは、紛れも無く、表面的には先進国の没落と新興国の復興なのだが、
この動きはもう一つ深いものを秘めている。
 それは、世界政府への動きである。
 中東の独裁者が排除され、民主化の兆しが見え始めたことで、いわゆる
「民主主義」が浸透しないエリアが世界の中で減り、大きく分けて、北南米・
アジアユーラシア・欧州で非常に世界が見やすくなった。
 そして、中東の民主化革命と欧州の通貨危機。米国の相対的地位低下。
新興国の台頭。これで、世界が相対的に一体化する条件がそろいつつある。
 ニューヨークが世界の中心である時代すら終焉をつげ、21世紀中盤に
向け、とんでもない変革が世界中で起こることが予想される。
 おそらく、これは止めることができないであろう。
 今のアメリカ、あるいは金融資本家の関心は、実は中国が本当にアジア
の盟主にふさわしいかどうかということより、アジアを支配する新たな手法
の確立であり、中国はその一旦として利用されているだけである。その意味
で現状では、日本が有機的に機能しないと、アジア内では単に邪魔な存在
として、工業の中心主体から排除されるだろう。
 現状、日本はアジア内で、中国とどう向き合い、効果的に組み合えるのか
がただ見られている。が、やはり、政治的イニシアティブが全く発揮できてい
ない。
 更に、企業統治においても日本のやり方は独善的で、国際社会で企業文化
としてそぐわない部分を持っている。この面でのシフトができるかどうかが、鍵
なのだが、それも韓国にすら一歩も二歩も遅れつつある。
[PR]
by e-principle | 2011-10-25 00:09 | 経済
<< 日本の実力 日本の抱える問題 >>