syota.m THE PRINCIPLE

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Occupy 運動の示すもの

 Occupy Wall Streetに始まる一連の運動の意味。
 それは、紛れも無く、表面的には先進国の没落と新興国の復興なのだが、
この動きはもう一つ深いものを秘めている。
 それは、世界政府への動きである。
 中東の独裁者が排除され、民主化の兆しが見え始めたことで、いわゆる
「民主主義」が浸透しないエリアが世界の中で減り、大きく分けて、北南米・
アジアユーラシア・欧州で非常に世界が見やすくなった。
 そして、中東の民主化革命と欧州の通貨危機。米国の相対的地位低下。
新興国の台頭。これで、世界が相対的に一体化する条件がそろいつつある。
 ニューヨークが世界の中心である時代すら終焉をつげ、21世紀中盤に
向け、とんでもない変革が世界中で起こることが予想される。
 おそらく、これは止めることができないであろう。
 今のアメリカ、あるいは金融資本家の関心は、実は中国が本当にアジア
の盟主にふさわしいかどうかということより、アジアを支配する新たな手法
の確立であり、中国はその一旦として利用されているだけである。その意味
で現状では、日本が有機的に機能しないと、アジア内では単に邪魔な存在
として、工業の中心主体から排除されるだろう。
 現状、日本はアジア内で、中国とどう向き合い、効果的に組み合えるのか
がただ見られている。が、やはり、政治的イニシアティブが全く発揮できてい
ない。
 更に、企業統治においても日本のやり方は独善的で、国際社会で企業文化
としてそぐわない部分を持っている。この面でのシフトができるかどうかが、鍵
なのだが、それも韓国にすら一歩も二歩も遅れつつある。
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by e-principle | 2011-10-25 00:09 | 経済

日本の抱える問題

 ユーロ危機が叫ばれ、英・仏・独の首脳が日本を訪問するという事態が
生じている。

 おそらく、10月の25日前後に、イギリスのキャメロン首相・フランスの
フィヨン首相・ドイツのウルフ大統領が相次いで来日する。
 日本としては、ユーロの買い支えに既に関与しているものの、もう一歩
踏み込んだ協力を求められるだろう。

 この対応は非常に難しい。
 というより、既に対応としては手遅れになっている。

 この場合、日本は本当にユーロを助けようとするなら、他のアジア諸国
とのイ二シアティブを取った上で、協調介入する位の芸当ができないなら
中途半端な約束を取りつけるべきではない。

 日本がそれどころではないことは、各国も織込み済みだ。

 アメリカの金融機関が、元が既に円に取って代わったと報道したのは、
この動きを見てのことだ。
  中途半端な対応を取ると見越しているのである。

 日本の抱える本当の問題とは、実はこのような政治のガラパゴス現象に
あり、実力に比して政治的イニシアティブが外で取れないことに起因して
いる。
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by e-principle | 2011-10-01 18:42 | 経済