syota.m THE PRINCIPLE

日本の成長戦略とは。

 あっという間に、13,000円台・1ドル=105円まで見え始めた
日本経済だが、自民党は成長戦略の着実な進展が日本の今後
の肝であることを見抜いている。
 その点で、民主党と自民党では海外の受け取り方も大きく異な
っているようだ。
 さて、日本の成長戦略だが、実はイメージ戦略と言っても良い。
 一時期、クールジャパンという言葉がアジア・アメリカで喧伝され
たが、これは、今のような中高生向けの幼稚なコンテンツを大人が
もてはやすようなものではない。むしろ、大人向けに充分耐えうる
コンテンツを中高生が見ていたのだ。

 例えば、「AKIRA」を見ていたのは大人だけでなく、むしろ中・高
生だった。「ガンダム」も同じ。
 どちらも、非常に内容が難解な上、深く色んな比喩を含んだ上に、
SFとしての娯楽性も高かった。
 現在のクールジャパンの戦略担当には、外国人を唸らせる優れた
コンテンツの見方を変える必要があることを分かってほしい。
 また、電通にこの分野を依存するのは、大変危険だ。
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# by e-principle | 2013-02-17 22:08 | 経済

中東とは。

 我々になじみの薄い地域、中東。

 石油・王族などのイメージが強いが、もっとも異なるのがこのエリアが
民主主義からかけ離れていることだろう。

 ある意味、最も根源的な人類に近い統治がされているという見方も
できる。そういった所に魅かれる人もいるだろうが、人類の近代史とは、
ここと欧米勢力との争いと言っても良いかも知れない。
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# by e-principle | 2013-02-01 20:47 | 政治

安定化社会

これからの日本は一種の実験的な社会となる。

成長がなく、高度に均質化した文化をどこまで維持できるのか、アメリカとの関係が、
希薄化する中で世界で存在を維持できるのかが、その意味で焦点となる。

 
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# by e-principle | 2012-12-16 21:46 | 経済

自民党とは。

 戦後、日本を作り上げてきた主体として官僚と並ぶ影響力を持った政党である。
 冷戦終了後、脱アメリカの動きを模索するが、長年によるしがらみから脱却できるはずもなく、
一時的に政権を離脱し、再設定を図った。

  2012年12月16日の衆議院選挙で単独過半数を得て、政権与党に返り咲いた。
 この動きをもって、日本の第三の改革が、失敗したという見方もある。
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# by e-principle | 2012-12-16 21:33 | 政治

民主党とは

 官から政への転換を唱えて政権を取った民主党だが、大きく国益を損なう
結果しか生み出せていない。この大きな要因は机上の空論を信じ、実施主体
を損なってしまった事にある。族議員もいなければ官僚も信用できないという
中で政策を実現することは普通に考えてできない。
 また、経団連等の財界の支持も得ることができず、いわば全く基盤が無い中
で民団や中国系の支援を得る始末であった訳である。そのため、外交面でも
何を考えているかよく分からず、訪問のタイミング・会談内容の両面で国益を
損なうものばかりで、間違いなく何しに来ているのか分からない印象を対外的
に与えるだけであった。
 唯一利点があるとすれば、政治家全般が税金にあぐらをかいた無責任集団
であることを確固と示したことであろう。しかし、これは大企業や公務員の上層
部にも巣くっており、解決の見込みは全く立たない。

官僚依存が悪いのではなく、官僚の価値観で全てが決定される仕組みこそが
問題である。
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# by e-principle | 2012-11-12 20:42 | 政治

シャープとパナソニック

 シャープはもとより、パナソニックまで沈没しかかっている。

 もう何も言う事はないが、シャープは亀山工場の売却、パナソニックは電工及びSANYOの
子会社化がその原因である。

 最も、その責任をどうこうという動きは全く無いのだが。
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# by e-principle | 2012-11-02 22:02 | 経済

日中関係その2

米軍の関係は日中関係には不可避となっている。米国が無関心になってきているのは、
米軍撤退の動きと新しい日米間の提案がない事に起因する。

その反対に中国側はハワイを境に米中で二分統治を提案したと言われている。

そして、日本国内のあまりにもお粗末な政治状況見るにつけ、アジアはこれをテコにした
間接統治もあるかなと考えている次第である。
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# by e-principle | 2012-09-29 16:23 | 経済

日中関係とは

尖閣の問題を通してクローズアップされている対中国の関係への私見。
よく、尖閣なんて僻地は置いといて、経済的に繋がりの強い日中間の関係強化を図るべきという論調がある。しかし、この意見は既に日本が行ってきた外交を全く見ていない。
日本の基本外交姿勢そのものが、経済重視、交戦回避でこの60年進んでいるのである。これは、あらゆる国でそうである。今回の一件は、日本崩壊を目論む中国の外交姿勢を特に強調したものに過ぎず、その意味で相手に譲歩させる以外、日本固有の領土は何処までも侵食される。米国が同盟国なのは確かだが、何故出ていけと言う国を犠牲を払ってまで守らなければと考えるだろうか。
本当に自分達の事を何一つ正しく見れない平和ボケした国に生きている。
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# by e-principle | 2012-09-29 15:56 | 経済

戦争を防げない理由

 いきなりだが、その理由は国力の低下である。
 その意味で、今の国内は世論も為政者も実は無責任であり、現場で実務に
当たる方々に丸投げである。しかも、現場の方々へのリスペクトもないし、権限
も与えない。

 戦前の大本営と東京大学法学部の類似性にも注目すべきである。
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# by e-principle | 2012-08-24 04:40 | 政治

日本家電衰退の理由

 答えは円高である。

 以下の文章。この感覚が企業上層部の感性に近い辺りも根本的問題。
 とにかくシンプルで新しく使いやすいものが求められている。日本製品の高品質・多機能・高価格は円高で
崩壊した。感性のリセットが急務である。(それにしても理由を長々と書いてるな・・・。)

 「製造業」の定義が急速に変化している。その転機は2007年にあった。
 アマゾンという巨大ネット企業を考えてみよう。この会社は1990年代に、オンライン書店としてスタートした。インターネットのウェブサイト上で本を選んでクリックすると、宅配便で本が送られてくる。非常にシンプルなEC(電子商取引)のビジネスだ。これにアマゾンは徹底的な技術的改良を加え、ワンクリックで注文が完了する仕組みや、顧客の過去の購入履歴から最適なお勧めを提示するレコメンデーションなどを実現した。さらに書籍から音楽CDやDVD、さらには日用雑貨やギフト、果ては食料品にまで品ぞろえを増やし、成長を続けてきた。
 そしてこの生粋のEC企業は2007年、新たなビジネスモデルへと乗り出した。この年、オリジナルの電子書籍リーダー「キンドル」を発売したのである。このキンドル発売の意味は二つある。一つは同社が電子書籍というデジタルコンテンツの販売に乗り出したことであり、そしてもう一つは、キンドルを製造発売する製造業へと乗り出したことだ。
 キンドルは発売から何度となく改良を重ね、さらに昨年秋にはカラー版の「キンドル・ファイア」も発売し、人気を呼んだ。年末のクリスマスシーズン前後に500万台近くも出荷し、一時的にはタブレット市場の16.8%ものシェアを獲得し、アップルの人気商品「iPad」に次ぐ2位につけたほどだった。日本の電機メーカーがグローバル市場で販売しているタブレットにほとんど存在感がなく、市場シェアもわずかしかないことを振り返れば、いまやアマゾンは日本の冠たる大手電機メーカーよりも力のある製造業になったとさえいえる。
 これはグーグルも同様だ。同社ももともと、製造業とはまったく無縁のビジネスからスタートしている。米スタンフォード大学の大学院生だった創業者二人が90年代末、検索エンジンのサービスを開発したのが同社の始まりだ。その後、検索エンジン広告という効率のよいビジネスモデルを導入して成功を収め、従来型の広告代理店の規模をはるかに凌ぐ世界最大のネット広告企業となった。
 この卓越したネット企業は2007年、「アンドロイド」という携帯電話向けのOSを発表する。この段階では、グーグルがやったのはOSというソフトウェアの開発でしかない。だが2010年初頭には、アンドロイドOSを搭載した自社販売のスマートフォン「ネクサス・ワン」を、英米や香港などで発売した。実際には、グーグルが開発したのはソフトの部分だけで、ハードの設計や組み立ては台湾のメーカーHTCが担当したのだが、製品は「グーグル」の刻印が入れられて販売された。
 残念ながらこのネクサス・ワンはあまり売れず、半年ほどで販売終了になってしまう。だが製造業への進出を同社は諦めていなかったようで、今度はオリジナルのタブレット製品「ネクサス7」を発表。やはり台湾のメーカーASUSが組み立てを担当し、この7月から全米で発売されている。
 アマゾンもグーグルも、インターネットの業界で大成功を収めた企業である。ECやネット広告で十分すぎるほどの収益を得ており、売上げや時価総額は圧倒的だ。その巨大企業2社が、なぜ畑違いの製造業に乗り出してきているのだろうか?
 そもそもスマートフォンや電子書籍リーダー、タブレットといったデジタル家電の世界は、ただでさえ過当競争が酷く、韓国や台湾、中国のメーカーが入り乱れて安値合戦を行なっており、利益を出すのが非常に困難な分野だ。ソニーやパナソニック、シャープなど日本の家電メーカーが大赤字に陥り、苦戦しているのもそういうグローバル市場の「大混戦」が背景にある。
 だとすればなぜアマゾンやグーグルは、わざわざ火中の栗を拾いに行くような経営戦略を採用しているのだろうか? すでにタブレットなど大量に出回っているのにもかかわらず、なぜ両社は巨額の開発費を投じてタブレット新製品を市場に投入しているのだろうか?


“ハード”は歯車の一つ
 その答えは、「ネットワーク」である。アマゾンやグーグルは、自分たちをたんなる「モノづくり」の企業とは捉えていない。そもそも両社とも工場をもっているわけでなく、グーグルに至っては設計まで外部の台湾メーカーに任せている。だから「モノづくり」へのこだわりなど、まったくもっていない。
 そうではなく、彼らはタブレットやスマートフォン、電書(電子書籍)リーダーなどのハードウェア製品を、自社の「ネットワーク」の一部を構成する「歯車」だと考えているのだ。
 どういうことだろうか。アマゾンの電書リーダー・キンドルで考えてみよう。「キンドルストア」で購入された本は電書リーダーのキンドルだけでなく、ウィンドウズやマックが動くパソコン用の専用アプリケーションソフトからも読むことができる。iPhoneやiPad、アンドロイドなどのタブレットやスマートフォン向けのアプリも用意されている。さらにはアプリをいっさい起動しなくても、パソコンのウェブブラウザがあれば本の中身が読めるシステムさえある。とにかく、本を読むためのありとあらゆる手段が用意されているのだ。
 いったんキンドルストアから本を購入すれば、その本のコンテンツは電書リーダーのなかだけでなく、パソコンやiPhoneのアプリにも自動的に表示されるようになる。ケーブルを接続して自分でコンテンツをコピーしたり、移動したりする手間はいっさいない。つまり機器間の同期は、すべて自動的に行なわれるということだ。
 さらに「読み進めたページ」といった読者側の行動までも、きちんと機器間で同期される。たとえばある日、キンドルのリーダー上である本を120ページから128ページまで読み進めたとすると、次に同じ本をパソコンのアプリで開いてみると、ちゃんと128ページが表示されている。パソコンでさらに142ページまで読み進めれば、次にキンドルリーダーで開くとちゃんと142ページが表示される。また、挟んだ「しおり」の場所や書き込んだコメントなども、当然のように同期してくれる。
 だからアマゾンのキンドルというのは、たんなる「電書リーダー」という製品を販売するビジネスではない。キンドルストアを中心として電書リーダー、パソコンのアプリ、スマホやタブレットのアプリが大きなネットワークを形成し、そのなかにいる読者が、自分の好きなときに好きな機器を使って、本を読み進められるような仕組みが、うまく作り上げられている。そういうネットワーク環境を作り上げるビジネスなのだ。
 このネットワークの中心にあるのは、電書リーダーのキンドルではない。キンドルストアという電子書籍販売システムだ。このキンドルストアを中心としたある種の「生態系(エコシステム)」のようなものを円滑に動かすための歯車の一つとして、キンドルという電書リーダーが用意されているのにすぎないのである。これが、私が先ほど説明した、「製品はたんなる歯車にすぎない」という意味だ。
 このネットワーク化された構造をビジネスにするという戦略を最初に発明したのは、マイクロソフトだ。マイクロソフトは1990年代、OS「ウィンドウズ」でパソコンの世界を独占支配したことで知られている。この時代、「収穫逓増の法則」という言葉が流行ったことがあった。通常、たとえば農産物では収穫が行なわれれば行なわれるほど収穫物が減っていく(収穫逓減)のに対し、インターネットの世界では収穫すればするほど収穫物が増えていく、という考え方である。
 こういう法則が成り立つ要因は二つあり、第一にはデジタル製品の場合にはどれだけ生産しても、たんなるコピーでしかないため原材料が枯渇しないこと。そして第二には、ネットワーク効果が働くことだ。
 ネットワーク効果というのは、たとえば80年代のビデオカセット戦争を思いだすと理解しやすい。ソニーのベータは優秀な規格だと考えられていたが、営業力の強かったVHS陣営が市場シェアを伸ばしていき、VHSが増えれば増えるほど、「みんなと同じVHSにしないと不便だ」と考える人がどんどん増えていった。そしてついにはベータを駆逐してしまったのである。つまり「人の使っているものをみて自分も同じものを使う」というのがネットワーク効果であり、これによって収穫逓増法則は強化されていく。
 ウィンドウズもまったく同様で、利用者が増えれば増えるほど使い方などの情報も増え、対応アプリも充実し、利用者はさらに加速的に増えていく。この結果、90年代末にはウィンドウズの市場シェアは90%以上にまで達する結果となった。
 マイクロソフトが巧みだったのは、自社はOSのビジネスだけに特化し、その上で動くアプリに関しては他社にオープンに開放したことだった。これによってアプリビジネスが市場として花開き、これがますますウィンドウズの支配力を強化していくという相互作用を生んだ。
 このマイクロソフトの手法をさらに推し進めたのが、2000年代のアップルである。アップルは携帯音楽プレーヤー「iPod」の戦略に、このネットワーク構造を大胆に導入した。この結果、それまでこの分野で大きな市場シェアを占めていたソニーのウォークマンを駆逐してしまったのである。
 ウォークマンは製品の完成度は素晴らしく、日本の製造業が誇る「匠のわざ」が込められた典型的な日本的技術製品だった。ウォークマンがまだ隆盛を誇っていた2001年、発売されたばかりのiPodに触れた日本の技術者には「つくりが雑だし、細部が美しくない。こんなものは日本では売れないだろう」と捉える人も多かった。製品単体での完成度でいえば、iPodよりもウォークマンのほうがはるかに高品質だったのである。
 しかしウォークマンは、その後数年間のうちにiPodにみごとに蹴散らされた。理由は簡単だ。それはアップルがiTunes Storeで楽曲を購入し、それをiTunesというアプリで管理し、iPodやCDプレーヤーやパソコンなどさまざまなデバイスで聴くという非常に使いやすいネットワーク構造を構築してしまったからだ。
 考えてみればそれ以前の音楽は、「カセットテープをウォークマンにセットする」「CDをCDプレーヤーにセットする」「CDをカセットテープやMDに録音する」といった方法で聴かれていた。これは音源メディアとプレーヤーが一対一でセットになった単純な図式である。
 しかし音楽がCDやレコードでの販売ではなく、インターネット経由の配信になってくると、この図式は大きく変わる。ネットで配信されたものを、音楽プレーヤーやパソコンにダウンロードしたり、あるいはCD-Rに焼き付けるなど、複数の方法で聴かれるようになる。つまり音源とプレーヤーが「一対多」の関係に変わるのだ。そうして、こうした複雑化した関係性は、従来のような「一対一」図式では対応できなくなり、そこでネットワーク構造が必要になってくるということになる。
 このような「一対多」をネットワーク構造化する仕組みは、いまやコンテンツビジネスの多くの分野を覆うようになってきている。その一つが電子書籍で、アマゾンのキンドルは、アップルが音楽分野で成し遂げたネットワーク構造化とまさにまったく同じことを電書の分野で実現してしまっている。


利用者のライフログを集める
 このようなネットワーク構造化は、今後はテレビなどの動画の世界へと進み、さらにはECにも広がっていくと考えられている。
 冒頭でも述べたように、アマゾンは電書リーダーのキンドルに続いて汎用のタブレットである「キンドル・ファイア」を昨年販売し、さらに最近は独自のスマートフォンを開発中だと伝えられている。
 この戦略は明確で、書籍と動画、音楽、さらにはECをすべてネットワーク構造化していこうということだ。つまり利用者がどんな場所、どんな時間、どんな場面にいるときでも、ストレスなしに電子本を読めたり動画を観たり、Amazon.comで商品を購入できるようにしてしまおうということなのである。そのためには電書リーダーだけでは不足で、だからこそ汎用タブレットやスマホという「歯車」をさらにはめ込んだ、ということなのだ。
 キンドル・ファイアではさらに、利用者がキンドルストアやAmazon.comをみているときだけでなく、ほかのウェブサイトを閲覧しているときの情報まで収集する方向へと進んでいる。これについてアマゾンは公式には否定しているのだが、利用者がどんなウェブページをみて、どんな動画や音楽を楽しみ、どんな商品を購入しているのかというライフログ(生活行動記録)を取得できるようになっている可能性があるのだ。そしてキンドル・ファイアはそれらの情報を自動的にアマゾン側に送信している。これは従来のインターネット・エクスプローラーやファイアフォックス、クロームといった人気ウェブブラウザでは不可能だったことである。
 これによって、「利用者が次に何を求めているのか」「何を買おうとしているのか」ということまで予測してしまうことも可能になる。これこそが最近IT業界で流行語になっている「ビッグデータ戦略」だ。
 ここまで進めば、アマゾンのネットワーク構造は完成形に近くなってくる。つまり利用者をストアやブラウザやタブレットやPC、スマホなどありとあらゆる機器・サービスで包括的に取り囲み、自社のネットワークのなかに完全に没入させてしまうという世界だ。
 だからこの先にやってくる世界では、製造業とIT業界の境目はいっさい存在しない。ITと製造は完全に融合し、ITを制する者が製造も担っていくというビジネス構造に変わっていく。ネットワーク構造がわかっていない製造業は駆逐されていくだろうし、機器という適切な歯車を用意できないIT企業も衰退していく。
 これはITのビジネスがめざす一致した方向性だ。これがわかっているからこそ、アマゾンだけでなくアップルやグーグルも躍起になって新たな機器・サービスを開発し、利用者を包括するネットワーク構造の構築をめざしている。最近はSNSのフェイスブックでさえも自社オリジナルのスマートフォンを開発中だと噂されているが、これもまったく同じ夢を見ているのである。
 これまでみてきたように、製品というのはいまやビジネスの大きなネットワーク構造のなかに位置する一つの歯車、一つのピースにすぎない。もちろんアップルのつくっているマックやiPadのように、見た目のデザインや美しさは重要だ。だがそうした美学は、いってみれば消費者を惹きつける「蜜」のようなものであり、使い勝手のよさは歯車を円滑に回すための「潤滑油」のようなものである。
 それらは大事な要素だが、しかしネットワーク構造においては本質そのものではない。コンテンツを発信し、商品を販売し、さらに情報を消費者側からも集めるためのチャネル(経路)が、いまや電子機器の本質となっているのだ。


「技術力」の定義が変わった
 振り返ってみれば、家電のデジタル化が劇的に進んだこの十数年、日本の家電メーカーは最後までこのことを理解できていなかったように思える。
 たとえばテレビを考えてみればわかる。音楽や電子書籍と同じように、いまテレビは劇的にネットワーク構造へと進んでいこうとしている。「スマートテレビ」と呼ばれる潮流がまさにそれだ。そこではテレビ受像機はたんなる歯車となり、テレビ番組などの動画を配信するストアやプラットフォームこそが中核となっていく。だからテレビ受像機に今後求められていくのは、ネットワークとの滑らかな連携であり、歯車としての動作を支える秀逸なインターフェースだ。
 しかし、日本の家電業界はそうした潮流が理解できず、韓国や台湾、中国メーカーとの安売り競争に敗北すると、3D化に力を入れるようになった。だが3D化などコンテンツがそう簡単に揃うはずもなく、あっという間に失速してしまった。
 この失速でさすがに目覚めるかと思いきや、今度はハイビジョンをさらに高画質にした2K4Kという新しい規格に力を入れるようになっている。ハイビジョンでさえもまだ普及しきっていないのに、さらにその先の超高画質を求める消費者がどのぐらいいるというのだろうか。
 世界の潮流がわからず、過去に成功してきた製品単体の多機能化、高機能化に邁進し、戦艦大和のように滅亡に向かって突き進んでいるというのが、いまの日本の家電業界の現状なのだ。
 振り返ってみれば、日本の産業界は「高い技術力」「匠のわざ」という過去の成功体験にあまりにも引きずられてしまったのかもしれない。いまグローバル市場で求められている技術力は、細部をすみずみまで精巧に仕上げる細工職人の腕のようなものではなく、ネットワーク構造をいかに構築できるかというものだ。「技術力」という言葉の定義そのものが変化してしまっているのである。
 日本語の「技術」は、どうしても手先の細工や匠のわざ的なイメージが付きまとう。本質や構造それ自体を変化させるのではなく、目に見える部分だけを工夫するということが「技術」だと思われがちだ。たとえば日本ではパソコンのワープロソフトや表計算ソフトが、たんにキレイな文書をつくるための清書ソフトとして使われているケースが多いというのは、それを象徴しているように感じる。
 しかしワープロや表計算の本質は、清書ではなく、文書やデータを構造化し、機械でも読み取れるように標準化することである。これこそが技術の本質だ。技術とは見た目を変えたり手先を工夫することではなく、構造を変化させ、本質そのものを別のものにしてしまうことにあるのだ。
 このような「技術」に対する考え方を根底から変え、製品をつくる際のマインドセットをがらりと変えないかぎり、日本の家電エレクトロニクスには未来はないだろう。小手先の「こうすれば何とかなる」「こういう戦略がある」といった工夫で何とかなるようなレベルの話ではないのだ。

※各媒体に掲載された記事を原文のまま掲載しています。
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# by e-principle | 2012-08-18 13:31 | 経済

税金とは②

 誰もが知っている途上国への援助にODAがある。
 例えば、中国などには毎年2000億円とか拠出されている
とされる。
 他の途上国への拠出もほぼ前年踏襲で同額が全く感謝も
されず拠出されている。

 例えば、中国側がこのたった10%を日本の政治家に拠出
したとする。下手すると1%でも効果的かもしれない。拠出の
タイミングは以下のようである。
 日本にとって効果的な施策が行われようとする。

 「その施策は、うちにとって都合が悪い(難癖は何でも良い。)
から、見合わせてほしい。」

 「ちょっと考えさせてほしい。」

 (10%あるいは1%の中から拠出)
 「分かった。やってみよう。」

 そして、税金を納めている最も感謝されるべき国民に対し、
今イチ都合の悪い選択が平気でなされる。
 まあ、これは政治家に限らず、企業でもどこでもそうでしょう。
 また、中国はあくまで一例で、全く別の国かも知れません。

 こういう外交しかできてないとすれば、諸外国>国民の筋が
通りますね。
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# by e-principle | 2012-08-07 21:08 | その他

税金とは

 よく最近、政治の不在が言われるが、この問題はそんなに
生易しいものではない。
 この問題は、税金の生に関する部分への徹底効率化という
問題である。

 今までの日本はその効率化がほとんど国土の開発に費やさ
れてきた。その意味で、未だに環状線が未整備だったり、電線
がむき出しなのは本当におそろしい。まあ、それは置いておいて、
仮に道や電柱がこれ以上整備されなくても、全く我々の生命に
は変わりない。

 病床が減る・年金が減少する・作物がとれなくなる、これらは
どれも生に直結している。そして、この3つは今の政治が財政の
立て直しのためにチョイスしようとしている選択肢である。
 見事なまでに外した選択である。

 何故このようになってしまうのか。
 次回に私見を述べてみたい。
 

 
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# by e-principle | 2012-08-07 20:51 | 政治

宇宙・ヒトゲノム・原子核その2

 この3つは、イコール無限と極小の同一性を示唆しており、非常に面白い。
 一般に言われる原子核とは電子と並ぶ原子の構成要素の一つであるが、
そもそも物質の最小単位といって良い。
 この最小単位の分裂が核エネルギーという最大エネルギーの生成に結び
つくという事は、ゼロ=無限を現実に表していると考えて良いからである。
 また、これは太陽が核分裂反応を行いながら、存在していることを見ても、
一つの真理であろう。
 また、我々の細胞一つ一つにも核がある。原核生物が存在することから、
細胞そのものが生物と考えることもでき、事実、その構造は細胞小器官という
個々の器官から生成され、我々人間と同じである。
 そして、原核生物と真核生物の違いを決めているのが、核の存在である。

 このように考えると、核融合(分裂)反応を電気という最も汎用性の高い
基礎的技術に応用するのは間違いで、(ただし、兵器という応用も同じ。)
その意味で他の文明同様、この基礎的かつ無限の物質の応用方法を今だ
見出せていない。ただ、この細胞から宇宙につながる無限ループを見出した
のは大きな収穫ではないか。
 
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# by e-principle | 2012-07-05 22:16 | その他

ギリシア問題の本質とは

 対岸の火事のように見えるユーロ危機であるが、とりあえず、2,3ヶ月の
猶予を得たとの見方が強い。
 この問題の本質であるが、世界中の銀行救済という名目での預金吸上げ
であり、この仕組みは実は国の負債という形で、各国の個々人の財産を巻
きあげているのである。
 日本のCDSは欧州の有力国(イギリス・ドイツ)と比較しても相対的に低く、
国民生活に何の関与もしていないように思われるが、実は国債残高が増加
傾向になるのを止めない限り、本質として欧州危機と実はそう変わらず、
世界最高(?)のシンクタンクである日本の財務省が解消のために打った
施策が消費税の増税であったわけである。
 しかし、多くの方が感じるように、事の本質はそういうものなのかという
疑念は拭えず、何ら不安の解消とはならないのが現実であろう。
 今日は、ギリシア同様、エジプトでも大統領選があり、ムスリム同胞団が
勝利し、イスラムの結束を見せたかに見えるが、彼らも我々同様の不安が
解消できていないはずである。
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# by e-principle | 2012-06-18 22:04 | 経済

日本人が押さえておくべき本質

 AKBは受け入れられていない。
 自分が楽しむんではなくて、他人が見てかっこいいと思われるものに
なること。
 あれは、他の国ではひどい悪環境の中で無理して楽しそうにしている
ようにしか見えないし、全般的にそう受け取られている。
 物質的に豊かなのかもしれないが、楽しそうな国には見られていない。
 むしろ、そういう本質を捨てて、将来的な発展性を捨てて、ただ無理に
笑っているような・・・。かつては、相当先んじていたんだけどね。
 あと、本当に優れたものを伸ばしたりする文化というものが無いんでは
ないだろうか。
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# by e-principle | 2012-06-10 22:27 | その他

東京スカイツリー開業に見るもの

 建物の細微へのこだわりは感じられるが、肝心の希求性が欠けているようだ。
エレベーターの不具合や用途の今一さは埋めようがない。
 電波塔としての高さ世界一に拘ったようだが、全く対外的に効果を持っていない。

 今日、5月28日のニュースといえば・・・

 ①香港で天安門事件に反対する大規模な民主化運動デモ。
 ②米海軍の強襲艦が香港に強制入港。
 ③エジプトの大統領選がアラブの春の盛り上がりと対照的に微妙な盛り上がり。
 ④ロシアがクレムリンをモスクワからウラジオストックに移す構想を発表。 
 ⑤スペインの国債償還が微妙な状態。

 これ位は、常識的に押さえておきたい。
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# by e-principle | 2012-05-28 21:38 | 経済

対中国分岐点

 2012年の2月から上昇していた日経平均が、3月になって7ヶ月ぶりに1万円
超えたが、4月になって、再び割り始めた。

 重慶市委書記だった薄熙来の解任が、中国次期国家主席をめぐる権力闘争
であることに異論はないが、日本でも石原都知事が尖閣諸島の購入案をワシン
トンで発表し、野田首相が対ミャンマーの円借款3000億円の放棄を決めた。
 その前日に、ワシントンポストが野田首相の一連の活動をほめる記事を出した
ことから、両氏の行動は非常に論拠に沿ったものだろう。
 今の日本は、対外的に復活を果たす大きな分水嶺にある。

 この動きが分かる分からないで、対外的な行動の把握ができているかどうかの
判断が可能である。つまらない馬鹿騒ぎは無視し、冷静に効果的な行動を取れば
良い。
 
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# by e-principle | 2012-04-21 22:22 | 政治

放射能とは。

 現状の解決法で、科学に何ができるのか、何故放射能が発生し、問題なのかの考察。
 
 我々は何も知らない。と言うと、そんな馬鹿なと思う人が多いことは、本当に驚くべき事実
である。我々に提供されているごく基本的な事項一つとっても実は全く理解できていないと
思うことが多い。
 例えば、地球の人口についてである。
 1900年・1975年の人口を見ると、それ以後の増加比率は異常であると分かる。
推計値であるが、多くの調査の平均値をとっても、1900年時の世界人口は10億人・1975年
時点40億人、そして2011年10月に国連の調査で70億人を超えたことが確認されている。
 110年の間におよそ60億人の人間が増えたことになる。また、その内訳を見ると、およそ
55%がアジア人で20%が欧米人(またはそのエリアの居住者)となる。これが、アジアに
対する欧米の優位性の根本原因と考えて良い。何故ならば、自然の摂理に任せてしまえば、
この地球上の過半数をアジア人が占めてしまい、これが欧米人にとって最も恐れることだから
である。
 話は戻るが、昔から地球の最大収容人口は、70億とも90億とも言われている。90億人に
達するには、今から30年近くかかると言われているが、70億人には到達しており、更に増加
する傾向を止めることはできていない。
 この20億人の増加についても、イメージ的にはアジア(含む中東)・アフリカ辺りで集中的に
増えるように思うが、実際、アジア10億・アフリカ10億・南北アメリカ2億・オセアニア1億
その他-3億と推測されている。ただし、国別の増加率で見ると、上位50ヶ国位はほとんど
が中東とアフリカの諸国で占められ、アジアは33位にシンガポール・45位にマカオが出る
のみである。
 これは、地球上を俯瞰的に見た場合、無視できない数字であろう。
 実際、中東やアフリカ諸国で内乱や戦争が多い原因は、この人口増加の抑制にあると
考えることもでき、今後これらのエリア及び特にヨーロッパで問題となっている中東移民の
人口増加には注視する必要がある。 ただし、TEDのハンス・ロスリング教授によると、人口
増加の抑制には最貧国の生活レベルを改善することが必要であるとのことであり、欧米全般
の風潮もそれに近いようである。しかし、それではここまでの人口増加の現象を説明すること
はできない。
 更に、地球の人口を宗教別に見ると、キリスト教20億(カトリック10億・プロテスタント4億)、
仏教4億、儒教4億、イスラム教14億、ヒンズー教9億となっており、この面からもイスラム教
が敵視される理由が垣間見える。
 次に話は飛ぶが、宇宙についてである。自然界に存在する力には4つの種類があると言わ
れ、重力もその一つであるが、実は、重力が何故発生するかは分かっていない。
 また、これらの力の源泉を求めると、粒子や分子といったレベルの研究が必要となるが、
これらの物質を構成する原子は、原子核と周回する電子から成り立つことは分かっている。
この原子核の崩壊が放射能を生むが、原子核を構成するとされる中性子と陽子の定義が
まだあいまいである。
 その意味で核融合反応とは、人類がその理論を正確に把握しないまま手に入れた現実的
な力であるといえる。また、このことは宇宙から飛来する宇宙線という物質が、自然放射能を
帯びていることと矛盾しない。その意味で、我々が放射能と聞くときに感じる得体の知れなさ
は、その起源を宇宙に見出すことができ、我々の及び知らないところにあるものだからである。
 この分野で、日本はSN1987Aという1987年の超新星の発見以来、スーパーカミオカンデ
による観測から、ニュートリノという物質研究の第一人者を多く抱えており、この分野が施設
能力に負う部分が大きいとは言え、世界中の期待を受けていることは想像に難くない。
 とはいえ、このSN1987Aの発見以前に同種の観測が成り立ったのは、ケプラーの法則で
有名なケプラーが発見したSN1604まで遡り、これは何とニュートンが万有引力を発見する
以前の天文学の功績である。ケプラーが惑星の公転から3つの法則を見出したと同時に、
ケプラー問題として原子の構造にも言及していたことから考えて、1604年代の段階で、原子
構造と宇宙の相関関係には気づいていたと思われる。
 また、ケプラーの第2法則である惑星間の引力が距離の2乗に反比例するという法則が
今から400年近くも前の観測で導かれ、現在でも適用されていることは一種の驚きである。
 また、有名なアインシュタインの E=mc²もこの流れからの帰結であり、これは1916年の
発表である。この公式が、ビックバン理論の基礎となり、宇宙の起源を示す公式となっている
ことは言うまでもない。
 さらにE=mc²は、光速度不変の原理と同意であり、この原理は電磁波が真空中で示す
光速度の観測から得られていることから考えて、推測ではあるが、エネルギーとは、宇宙を
構成するプラズマ物質そのものが本来持つ力であり、それは原子レベル(最小単位)でも、
宇宙(最大単位)でも変わらないのではないか。
 そうすると、我々が今日抱える原子力の問題とはイコール光の問題に置き換えて考える
ことが可能なのではないだろうか。光が物質内(例えば水)を通過する際、速度を落とすこと
も興味深い。
 自然界における原子と光の相関性と同程度に面白いのが金属の存在である。原子や光が
波動や電磁波とつながりが強いのに比べ、金属の場合は、その構造に特徴がある。
 多くの金属が奇しくもこれもケプラーが提唱した面心立法格子構造、すなわち原子密度が
最大限となる構造を取っていることが特徴となっており、この構造が、金属が硬く、加工しやすい
原因である。
 金属に価値があるのも、この構造のためだが、その原子結合状態で電子が自由に飛び回って
いるのも特徴であり、そのため金属は電気を通しやすく、磁気を生じている。
 また、金属が光沢を放っているのは、この自由電子が可視光線を反射するためだと言われるが、
実際は自由電子は何と一度これら光を吸収した上で、再放出している。金属に光を当てると、
自然界に無条件にエネルギーが生じていることになる。それどころか、金属そのものが自然物に
も関わらず電子が動き回っていることから、エネルギーを保有している物質なのである。また、金属
結晶構造は原子が電子を放出して陽イオン状態になることで保たれている。
 この自由電子が気体中に存在する状態が、プラズマとされ、この状態になると、自然状態で電荷
を持ち、電磁場を生じるとされる。この自然状態に生じる磁場の存在が、振動・質量の存在につながり、
エネルギーを放出していると考えられる。
 更に水についてである。水とは実に不思議な物質で、人間に最も身近な物質でありながら、
近年までよく分かっていなかった。物質とは空間を占有する何かの存在のことであるが、その構成
は元素(原子)から成り立っている。元素記号1がH=水素であることはよく知られており、古来、
物質を構成するとされた四元素(火・水・空気・土)の内、唯一、人体に存在する上、人体を構成
している最大の物質である。
 常温では液体であるが気体にも固体にもなり、あまり知られてはいないが、反磁性を帯びている。
 これは水を構成する水素と酸素が、O-H結合において、酸素側が電気的に負、水素側が正の
電極を帯びていることから来るが、これが生じるのも電気陰性度の違いから来る自由電子速度の
差異があるためであり、この意味で、水と金属とはよく似て非なる対構造をなしているとも言える。
 ただし、標準状態の水では、原子のイオン化はほとんど起こっていない。また、人体等の生物内
のみならず、宇宙空間でも最も多い原子は水素Hである。
 また、もう一つ生物を構成する元素(原子)として重要なのは、炭素Cである。炭素は非金属で
ありながら、原子レベルの結合が強く、炭素の同素体がダイヤモンドであることは良く知られて
いる。またダイヤモンドは電気を通さない。このことから、金属とダイヤモンドは似て全く異なる
ものである。
 この金属と炭素化合物の間にあるのがマグネシウムMgであり、合金でありながら、生物の
構成元素であり、植物の光合成に必要なクロロフィルで重要な役割をしている。クロロフィルは
光合成において光エネルギーを化学エネルギーに変換することで知られ、当初、大気には
なかった酸素Oもこのような過程から生じたと考えられる。すると、宇宙が生成された過程で、
ほとんどが水素とヘリウムの同位体の高温過密状態で存在する中、炭素を構成する原子の
結合が、炭素燃焼過程の中で、核融合反応を生んだのではないかと想像できる。また、
マグネシウムが炭化化合物でありながら、金属的性質を持つように、金属を構成するホウ素B
やケイ素(シリコン)S iといった原子が植物にも含まれ、ともに自然界に存在することから
考えても、その境界を分けるのは原子構造にまで遡り、区分することは難しいのではないか。
 また、この植物から光合成により、酸素が生まれ、水や二酸化炭素を生じ、この有機酸が結合
してアミノ酸になり、生物を構成する有機化合物(タンパク質)になったのではないかと考えられる。
 このように考えると、何らかの形での原子レベルでの中性子と陽子の衝突あるいは崩壊が、
放射線や原子核融合という形で、宇宙や生命の誕生につながったと見ることは、星の最後が
中性子星という超高質量の流動体で、その生成過程では水素やヘリウムが燃焼に使用され、
炭素と酸素から成る中心核で核融合反応が起き、酸素・ネオン・マグネシウムによる核となり、
その過密度化から超新星爆発が起きているが、星の誕生についても、同様の過程が成り立つ
と推測することは十分可能である。
 また、中性子星が強烈なパルサーを放っていることから、光が保有する波動性と粒子性が
最初に加わるエネルギーの大きな起因になっていると考えられる。光が熱を保有することや、
レーザーや電磁波が多大な力を保有することもこの説の大きな裏づけとなる。
 想像の域を出ないが、宇宙や生命の誕生の源泉は、光から生じた電磁波及び熱による
エネルギーから生じるのではないか。また、原子や分子(原子間の結合力)の誕生もこの推論
から成り立つ。
 この最初の光の発生を空間のゆらぎに求めたのがゆらぎ理論ではないか。
 あるいは、1個の原子崩壊の過程から放出された放射線が由来とも考えられる。
 これをチャートにすると、以下のようになる。
 原子の崩壊・融合 → 放射線・熱・磁場の発生 → 質量・エネルギーの創生
 自由電子の発生 → 原子のイオン化 → 水・金属の発生 → 炭化化合物の発生 
 → 生物の誕生
 ただし、この考えは、宇宙や人の生成について語っただけで、この概念だけでは、ある一つ
の物質の生成から分裂的に増殖したことを述べたに過ぎず、どうしても時間の概念の制約を
受ける。つまり、「宇宙は約137億年前にビックバンから生まれ・・・」というあれである。数の
増加という概念から捉えると宇宙の膨張は、あたかも時間と共に進んでいるように思われるが、
これは全くの間違いであろう。
 「時間」という概念は元をたどると地球・太陽や月の動きを周期的に捉えて作成した概念であり、
例えば、我々が使う1日とは地球の自転周期で、1年は地球の公転周期である。また、1月とは
文字通り月の公転周期に合わせて定められている。すなわち、現状、我々が保有する「時間」概念
は、我々人類のみが、つい最近、科学的に定めた単位に過ぎない。
 ちなみに、通常、我々が使う1時間とは、「セシウム133の原子の基底状態の2つの超微細準位
の間の遷移に対応する放射の周期の91億9263万1770倍に等しい時間」(計量単位令)=「1秒」
と人工的に定めたものの、3600倍(60×60)に過ぎない。これは、セシウム原子核の普遍的な
現象を測定したもので、1967年に始まった。
 同様に長さ(1メートル)や重さ(1キログラム)も地球や水といった自然界に存在する普遍的なもの
の測定から人工的に定めたものに過ぎない。
 こうした、つい最近変化したような概念は、あくまで便宜的なものであり、普遍性を持つとは認め
られないことから、我々が保有する「時間」・「質量」・「大きさ」という概念は宇宙や地球、水や原子
といった自然物の研究を行う上で、決して上位に来るものではない。
 このように考えたとき、我々が、「宇宙の始まりは・・・」と始めるのは、実は大変おかしな考え方で、
自然物の多くが、球体や黄金比を持つことから、0次元を点、1次元を線、2次元を円、3次元を球と
捉えたとき、球の体積・表面積がそれぞれ5次元・7次元の時に最大値を取り、それ以降の増加に
対して急激に0に近づくことに着目し、我々の現状認識し得ない4次元(時間?)、5次元、6次元、
7次元の世界があると考える方が自然であろう。
 この概念を中心に世界を見るとき、「等距離・無限・循環」の3つの概念が等しく成立することが
考えられ、また、円の接吻数が6、球の接吻数が12であることと雪の結晶や蜂の巣が自然物で
ありながら正六角形の構造を取り、円を代替する最も基本的なハニカム構造であることから、円あるいは
正六角形には自然節理を説明する要因が内包されていると考えて良いだろう。
 また、平面充填と空間充填の一致から見た時、基本単位は正三角形となり、正四面体が3次元の
最小単位となる。また、3次元空間において、正多面体は5種類(4・6・8・12・20)しかないことが
証明され、正6面体の構成面は正方形、正12面体の構成面は正五角形、それ以外は正三角形で
あることから、これら図形には何らかの意味があると思われる。
 ただし、これらの形は全て直線で構成されており、あくまで3次元の補足に用いられるものに過ぎず、
直線が一切存在しない球とはまた別のものであると認識しなくてはならない。
 こうした図形上の重要摂理に加え、必要なのが黄金比φ(ファイ)の概念である。
φ=1.6180339887と一見、数字らしく思えるが、これは数字ではない。φはギリシア文字の一つ
であり、アルファベットがギリシア文字から派生し、コンピューターのキーボードやユニコードに使わ
れていることから考えて、数字と文字の両方の性質をもつ記号である。これは、コンピューターの
プログラミング言語に数字が使用されることから間違った概念ではない。また、これは自然摂理が
時に数式で表すことが可能であることにも矛盾しない。
 ギリシア文字の中では、この他にπ(パイ)があることも有名だが、これは円周率とも言われ、
図形との相関関係が良く知られている。このように、古代ギリシア文明では、図形と数字・文字の
相関関係についての研究が現代並みに行われていたと考えられ、この時代のアルキメデスが
戦闘中に「私の円を踏むな。」と述べ、墓標に球に外接する円柱を用いたことは、自然界に無数に
存在する円・球の発生原理を示唆しているようで、非常に興味深い。
 また、その前のソクラテスやプラトンといった哲学者が知性・人間といった存在を徹底的に研究し、
人間の思考法に現在まで西洋哲学として大きく影響していることもこの時代の文明学を調べる
上で、欠かせない事実である。
 また、アルキメデスの業績を調べると、数学や物理学の分野で現代にも通ずる定理を多く発見
しており、彼が2,300年近く(紀元前287-212年)前の人物だとはとても思えないほどだ。
 アルキメデスの原理といえば、押しのけた水かさに比例した浮力の発見であるが、この浮力は
押した力に反比例して大きくなり、いわば反重力の状態と説明することもできる。また彼は、宇宙空間
を砂で埋めた際に必要となる個数という命題に対して、8×10の63乗 と解答しており、これは、
現代において宇宙空間がプラズマという気体・固体・液体に代わる第四の物質態で埋められ、
浮遊する自由電子からなるエネルギーを保有すること、各天体が空間に浮遊して存在することなど、
天文学での応用も利く原理である。
 このように、古来から考えられてきた、宇宙・天体・地球・生物・植物・金属などは自然物として
共通の摂理で発生・存在していると考えられ、相互に密接な相関関係を持つと考えられるが、
これは我々人間の意識が宇宙と密接に関わることが漠然と認識されながらも証明できないのと
同様、現状、我々には正確に認識できない。
 今後は、我々の保有する自然言語と意識の相関、これは文字・数字と脳の関係とも言えるが、
それに加え、宇宙構成物質が気体ではなく、実は液体や固体に近い上、そのものが巨大なエネルギー
を持つことに照準を合わせることが必要だろう。また、これが原子レベルでは人間や金属を構成する
物質と同じであることも重要な認識である。
 その意味で、先に述べたように原子核の崩壊・融合が大きな力を生むこと、強い放射能を含み、
時間の単位を構成するセシウムCsがアルカリ金属で固体と液体の両性を持つ上、自然発火作用
があり、低温(-110℃)でも水と爆発的に反応し熱量を生む物質であること、超新星の爆発時に
セシウムが観測されること、DNAの変化に放射能が強く関係することなどから、生物や意識の誕生
と宇宙の存在は大きな相関関係があるのではないか。また、宇宙の存在を言語化してみることも面白い。
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# by e-principle | 2012-03-19 17:25 | その他

日本の取るべき道

 アジア情勢が動き始めている。

 この問題は、ほとんど中国共産党の意思決定とだぶるところがある。
 中華思想を拡大したい中国と、それに興味が無い周辺諸国ということだ。

 すると、TPPの見方も米国支配への警戒感という現状の見方に加え、
西洋文明同盟の更なる強化への布石とも取ることができる。

 ただし、日本としては、必要な内部改革を併行して進めることができる
のかどうかが大きな鍵となるが。

 日本の方向性とは、結局、米国と中国に挟まれた中で、いかにして
独自性を確保し、アジア内でのリーダーシップを取るかにかかっている
が、そこに国益を感じ、打ち込もうとするモチべーションはあまり感じ
られない。

 もしくは、既に行っているが、うまく伝わってこないのかも知れない。
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# by e-principle | 2011-12-20 05:47 | 経済

アメリカの位置づけ

 アメリカの終焉が言われて、久しい。

 皆が何となく感じ取っている、その感覚は一面で正しい。
が、場所・制度としてのアメリカの有効性は今後、新しい形で、残念ながら、
悪い方向で発揮される。

 端的に言って、9・11以降のこの10年起きた大きな動きは2点のみである。


 イラク・アフガン戦争と金融危機。

 これは、見る人が見れば、主権の崩壊と借金の踏み倒しの自由化であると
いえる。
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# by e-principle | 2011-12-10 21:57 | 政治

日本とフランス

今、フランスでG20が行なわれている。

そのフランスと日本で、共通していることがある。それは、occupy運動が活性化していないこと。
国民が政治的関心を持つべきだという考えとは反するが、これをとても誇らしく感じる。

今の不確かな変動期にあって、これは自国が揺るぎない文化と実力を兼ね備えた証明と考えて
良いからである。
ただ気になるのは、サルコジ大統領が、一連のギリシャ危機の影響もあって、常時険しい表情で
あったのに対し、我が野田首相が常ににやにやしていたことだ。いつも思うが、海外で自国民のこと
をないがしろにしている存在として、真剣に扱われていないのではと、懸念する。
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# by e-principle | 2011-11-04 22:29 | 政治

日本の実力

メディアが、最も国際化から遅れていることは、以前も書いているが、何故改善されないか考えてみたい。
職業としてのメディアを考えた場合、その閉鎖性に気付く。記者クラブ、再販制、待遇面どれをとっても保護された存在である。また、映画や音楽同様、国内市場の規模が圧倒的であるため、無理に国際化する必要がない。また、国内で留まることが、既得権の順守に有効である事も検証済である。
このような環境下で、世界市場で今なお、大きな影響力を持つ日本というのは、逆説的に誇るべき内容を持つことを表している。
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# by e-principle | 2011-11-04 21:01 | 経済

Occupy 運動の示すもの

 Occupy Wall Streetに始まる一連の運動の意味。
 それは、紛れも無く、表面的には先進国の没落と新興国の復興なのだが、
この動きはもう一つ深いものを秘めている。
 それは、世界政府への動きである。
 中東の独裁者が排除され、民主化の兆しが見え始めたことで、いわゆる
「民主主義」が浸透しないエリアが世界の中で減り、大きく分けて、北南米・
アジアユーラシア・欧州で非常に世界が見やすくなった。
 そして、中東の民主化革命と欧州の通貨危機。米国の相対的地位低下。
新興国の台頭。これで、世界が相対的に一体化する条件がそろいつつある。
 ニューヨークが世界の中心である時代すら終焉をつげ、21世紀中盤に
向け、とんでもない変革が世界中で起こることが予想される。
 おそらく、これは止めることができないであろう。
 今のアメリカ、あるいは金融資本家の関心は、実は中国が本当にアジア
の盟主にふさわしいかどうかということより、アジアを支配する新たな手法
の確立であり、中国はその一旦として利用されているだけである。その意味
で現状では、日本が有機的に機能しないと、アジア内では単に邪魔な存在
として、工業の中心主体から排除されるだろう。
 現状、日本はアジア内で、中国とどう向き合い、効果的に組み合えるのか
がただ見られている。が、やはり、政治的イニシアティブが全く発揮できてい
ない。
 更に、企業統治においても日本のやり方は独善的で、国際社会で企業文化
としてそぐわない部分を持っている。この面でのシフトができるかどうかが、鍵
なのだが、それも韓国にすら一歩も二歩も遅れつつある。
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# by e-principle | 2011-10-25 00:09 | 経済

日本の抱える問題

 ユーロ危機が叫ばれ、英・仏・独の首脳が日本を訪問するという事態が
生じている。

 おそらく、10月の25日前後に、イギリスのキャメロン首相・フランスの
フィヨン首相・ドイツのウルフ大統領が相次いで来日する。
 日本としては、ユーロの買い支えに既に関与しているものの、もう一歩
踏み込んだ協力を求められるだろう。

 この対応は非常に難しい。
 というより、既に対応としては手遅れになっている。

 この場合、日本は本当にユーロを助けようとするなら、他のアジア諸国
とのイ二シアティブを取った上で、協調介入する位の芸当ができないなら
中途半端な約束を取りつけるべきではない。

 日本がそれどころではないことは、各国も織込み済みだ。

 アメリカの金融機関が、元が既に円に取って代わったと報道したのは、
この動きを見てのことだ。
  中途半端な対応を取ると見越しているのである。

 日本の抱える本当の問題とは、実はこのような政治のガラパゴス現象に
あり、実力に比して政治的イニシアティブが外で取れないことに起因して
いる。
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# by e-principle | 2011-10-01 18:42 | 経済

大局観について

 今求められているのは正しい「大局観」であろう。
 政治の混迷が言われているが、今の日本では、どのような政治的変化が起きようと
正しい方向には進んでいかないように思える。
 
 実は今までも同じ混迷を続けていたのであろうが、時間と情報ツールの広がりから
より舵取りの精度がごまかせなくなってきたのだろう。

 最近良く考える概念に「人類」というものがある。
 「人類」といえるものが地球に発生して、約1万年だそうだ。もちろん、その前に起源
は遡れるだろうし、2~300万年前の地球にもいたのかも知れない。

 しかし、地球をここまで席捲はしていなかったであろう。
 また、恐竜の地球上席捲期間は、約2億年間だそうである。

 実は、福島で起こった放射能の問題もここに起源があるように感じている。

 放射能は自然界にも存在するし、決して非日常的なものではないのだが、現状、
やはり手に負えない面がある点で非常に特別な物質であるのだ。

 これを有効利用できれば、文明の効率や発展に大きく寄与するのであろうが、それ
にはやはり「処理の問題」が確実化しなければならない。

 おそらく、40~50年前の人たちも同じことを考えていたであろう。

 そして、未来に賭けて、それを進めた・・・。そして、今、その解決が急務となっている。
 また、解決は世界屈指の技術大国・日本に一任された・・・と考えたら?

 東京電力及び政府の放射能処理過程は、そういう面で世界中の知目を集めた一大
舞台であったのは間違いない。また、その舞台はまだまだ続いている。

 演者になりたい人たちは、「福島50」以外にもたくさんいると思うし、あれだけ賞賛された
この演者をこの国の政府はどのように考えているのか不思議だし、情報を隠蔽する以外
に脳がないのかとも思える。

 また、政争の話題以外に、他の原発の津波対策や危機管理の強化を先導したのかも
気になる。環境省に何か委員会を移したのは報道で知ったが。

 政権与党は、常に外の目を意識しないと、まともな外交できるはずもないよということだ。

 
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# by e-principle | 2011-08-14 17:14 | 政治

他人社会・自分社会

 やっぱり泥沼化・・・。
 はたして、健康被害は福島だけに止どまるのだろうか。
 日本には常に正しい科学的な分析が流通せず、間違った後で、帳尻合わせの姑息な隠蔽が
全力で行われる。
 なんで、被災地の復興含むプラス要素増加=日本の生き残る道の増加とピンとこないのか。
 初動に失敗した今、通常復興は非常に危険と感じるし、100Km範囲で国立公園化しても良い
と考えている。

 東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で苦境が続く福島県の農漁業関係者ら
約2800人は12日、東京・日比谷公園での決起集会後、近くの東電本店前などでデモ
行進を行い、損害賠償を求めた。
 デモの参加者は「福島の大地と海を返せ」などと書かれたプラカードを手に、約1・5キロ
の道のりを行進。東電本店前では、「福島県民の気持ちになって行動しろ」「早く故郷に帰せ」
などと訴えた。
 
  町の電柱とか見てても、ほんと悲しいくらい整備してない・・・。
  東電だけに任せてずるずる行くと、ほんと日本やばそうだ・・・。
  日本の大量投入は、常に後手で、負の方向に行われる。これは、先の大戦での特攻部隊
の活躍を見れば分かる。

  大気及び土壌(水)の除染と核燃料棒の廃棄処理は日本必須の技術になってきた。
  日本民族維持したかったら、この問題はおそらく逃げられない。涙。
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# by e-principle | 2011-08-13 01:34 | 政治

他人という概念その2

 政治および政治をとりまくマスメディアの騒ぎ全てが騒々しい。
 確かに、今の菅首相にリーダーシップは発揮できないだろう。施策の提案も
個人の興味の赴くままにすぎない。
 だが、菅首相が退陣して、その後任が誰になれば、状況が良くなるという
のだろう。この論調が一人歩きしていくさまを見るのは、ほんとうにある意味
不思議だ。
 代替案が存在しない、もしくは効果が無いにも関わらず、ある一個人の
(ほとんどの場合、一番目立つ人もしくは押し付けやすい人)存在自体を
原因に求める民族。
 この、混乱振りを海外のメディアや国民はどう捉えるのだろうか。
 少なくても、プラスには捉えないだろう。相も変わらず、訳も分からず騒いで
いる政局とそれに伴う混乱、総理大臣の短期交代。
 今の日本に必要なのは、単に「健全な活力の導入」である。
 それは、おそらく何でも良いのであろう。ある程度のフィルターを通した人物
・組織等であれば。
 そして、それは本来、政権交代で民主党に求められていた。
 わずか、2年前には。
 今の風潮を端的に現すと、誰もが自分を守ることで精一杯なのだと分かる。
 企業の経営陣は、人員を削減し、給与を下げることで、コストカットを行い、
企業の業績を高めようとする。それも横並びで一斉に。 すると、当然、国民
全体の所得も大きく削減されるから、国に入る税金も消費意欲も同時に
下がってしまう。
 しかし、あくまで人件費の比較対象は新興国等、海外にあるから、一旦、
そのスパイラルに入ると、もう戻す理由を見つけることは難しくなる。
 そして、見せ掛け上の業績を上げるために、本質を無視した効果の薄いコスト
カットにまた励むしかなくなるというのが現状だ。
 本当に、このスパイラル、気づいていないのだろうか。
 全てが、結局、他人事なので、自分の業績とは無関係なことなのだろう。
 しかし、長期的にはやはり自分に返ってくるということに、徐々に気づき始めている。
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# by e-principle | 2011-07-10 17:33 | 経済

責任放棄社会


産経新聞 6月4日(土)13時3分配信

 東京電力は4日、福島第1原発1号機の原子炉建屋の1階南東の床から湯気が吹き出ているのが見つかり、周辺で最大毎時4千ミリシーベルトの高い放射線量を計測したと発表した。人が4分以上いれば、作業員の被曝限度の250ミリシーベルトを上回る値で、これまで福島第1原発で確認されている空間線量では最大という。

 東電によると、この場所での作業は予定されておらず、ロボットによる監視を続けるという。

 湯気は3日、ロボットで建屋1階の放射線量を調べていたところ見つかった。湯気が見つかった場所の地下には、高濃度の放射性物質を含んだ汚染水がたまっており、湯気はこの汚染水から発生したとみられるという。汚染水の温度は50度前後と推定されている。

 湯気が出ている場所には、1階と地下を通る配管があり、その配管と地面の間に隙間が生じて湯気が漏れだしているとみられる。周囲では毎時2400~4千ミリシーベルトという高い放射線量が計測された。

 このエリアでは5月13日にロボットで調べた際も、毎時2千ミリシーベルトの高い放射線量を計測している
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# by e-principle | 2011-06-07 22:32 | 政治

サンライズ計画

 菅首相がフランスのG7で表明する予定の計画である。

 簡単に言うと、10年後に太陽光発電のコストを3分の1、20年後に6分の1にする
ということだ。もちろん、悪い話ではない。
 だが、発表の仕方に驚き・感動がないため、ピンとこないだろう。

 今の日本に課せられた役割は、原発の絶対安全的な運行と使用済核燃料棒の
革新的な廃棄技術の開発であり、「原発は国際社会の意向で当面やりますが、
代替エネルギーもコストが下がったら有効活用します。」という中途半端なメッセージ
はいらない。
 
 「我々は、二度と原発事故を起こさないための絶対的な措置を講じます。更に、
危険が高い部分については、太陽光で補うことを行っていきます。」という文脈で、
あくまで原子力技術の絶対的安全管理を強固に打ち出すべきだ。

 その上で、原子力村の住民の方々は、今回の反省を踏まえ、安定運用技術の開発
に絶対はないという前提で謙虚に打ち込めば良い。 
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# by e-principle | 2011-05-23 23:10 | 政治

メディアno役割

 やはり少しづれていると言わざるを得ない。
 被災地で頑張っている人たちの報告もそうだが、発展・未来を予想させる
明るいものを流してほしい。
 実際、こんなに忍耐強くて明るい国はないのだから。
 ほめて伸ばす方向性が欲しい。
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# by e-principle | 2011-05-05 10:10 | 文化